衛生管理者・作業環境測定士ほか類似、国家資格>衛生管理者選任される為の必要な資格

衛生管理者を選任しないといけない、事業所は必要な人数を選任
する訳ですが、誰でも良いと言う訳にはいきません、これが事業
者の方が頭を悩ませている事でしょう、先にも申し上げたように
衛生管理者自体の有資格者が、圧倒的に不足していて、選任をし
たくても出来ない状態にある事業場も多いと思います。

あくまでも、義務という事なので衛生管理者がいないと言う場合
でも、特に罰則はありませんが、努力義務と言う見方で言えば、
何時までも放って置けないのも事実です、仮にその事業所が大き
く躍進をするとなったときに、いないとなれば問題も出てきて、
躍進する足を引っ張る結果にもなりかねません。
では、その選任されるのには誰がなれるのか、必要な資格は何か
を下記にてお伝えしていきます。
衛生管理者は、次の資格を有する人から選任をしないといけません。
・第一種衛生管理者免許取得者
・第二種衛生管理者免許取得者（選任できない業種があります）
・衛生工学衛生管理者免許取得者
・医師
・歯科医師
・労働衛生コンサルタント
・その他の厚生労働大臣が定める人
以上が衛生管理者に選任されるのに必要な、資格となります。

ちなみに、衛生管理者の有資格者が少ない為か、意外と医師や
歯科医師の方が近所の企業に頼まれて、選任されているケースも
多いです、私が勤めていた事業所も労災があり、基準監督所から
の意向もあり、他からの紹介で歯科医師の方が選任していました。