衛生管理者・作業環境測定士ほか類似、国家資格>衛生工学衛生管理者とはどんな資格なの?
衛生工学衛生管理者とは、その名の通り工業系にありがちな、
有害なガスや蒸気、粉じんなどの有害因子と言われる物質を
発散する作業環境にある場所には、作業環境を改善する為に、
有害因子の発散の抑制などについて、衛生工学的対策が必要
な為に、この衛生工学衛生管理者という資格が存在します。
上記に関する有害業務を有する特定の事業場では、労働安全
衛生規則第7条第1項第6号の規定により、衛生管理者の内
の一人を、衛生工学衛生管理者免許を受けた人の中から選任
する事が、義務付けられているのです。
衛生管理者の有資格者よりも更に、1歩進んだ資格と言えます。
この資格が活かせる仕事先としては、製造業は勿論ですが、
その他には自動車整備業・機械修理業・鉱業・建設業・林業
などがあり、作業にあたる労働者が常時、30人以上従事する
作業現場には、衛生工学衛生管理者を選任する事が義務付けら
れているので、その職場での資格のニーズは高く、資格の必要
な現場は事欠かないと思います。
衛生工学衛生管理者としてやるべき仕事内容は、有害ガス・
蒸気・粉じんなどを発散する作業場の作業環境の点検と改善
指導、職場の記録を整備するなどを仕事の内容とされています。
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