衛生管理者・作業環境測定士ほか類似、国家資格>作業環境測定士受験資格と内容とはどんなの?
この作業環境測定士の受験資格は、下記の通りですので参考に
してみて下さい。
・大学や理科系等の高等専門校の課程を修めて卒業した人で、
1年以上の実務経験を有する人
・理科系等の高校の課程を修めて卒業をした人で、3年以上の
実務経験を有する人
・理科系等以外の高校の課程を修めて卒業をした人で、5年以
上の実務経験を有する人
・8年以上の実務経験を有する人
試験内容としては、必須科目と選択科目があり、それぞれから
出題をされます。
第1種作業環境測定士
必須科目
・労働衛生一般・労働衛生関係法令・デザイン、サンプリング
・分析に関する概論
選択科目
・有機溶剤・鉱物性粉じん・特定科学物質等・金属類・放射性
物質
※選択科目は、この内の1科目を選択する事になります。
第2種作業環境測定士
・労働衛生一般・労働衛生関係法令・デザイン、サンプリング
・分析に関する概論
試験に合格したら、登録の為の講習を受けないといけません、
内容は次の通りとなります、この講習は必須となります。
第1種
鉱物性粉じん、放射線物質、特定化学物質、金属類、有機溶剤
の各項目毎に、2日間の講習を受けないといけません。
・実習により各分野の分析方法を学びます。
・粉じん(労働衛生の知識・石綿分析・遊離珪酸の分析)
・リン酸法・X線回折法
第2種
3日間の講習で労働衛生一般、デザインサンプリングを座学で
行い、簡易測定法を含むサンプリング方法を実習にて学びます。
・簡易測定法・デジタル粉じん計の使い方
これらを経て、初めて作業環境測定士となれます。
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